36年間のMR活動での出来事NO.1!

MRの「醍醐味」を感じた嬉しい出来事でした


33歳でヤンセン協和(現ヤンセンファーマ)に転職し2年目の出来事。赴任地は山形県。大学病院を担当し、精神科医局では新薬であったリスペリドンをDTLしていました。背中に汗をかきながら説明会をやった事を今でも覚えています。そんな中当時の助手(現助教)のO先生の医局の部屋に呼ばれいわれた言葉は「リスペリドンで1年で社会復帰できた患者さんがいます」という事でした。駅の売店キオスクで売られているような有名雑誌の編集部に復帰できたそうです。病名は精神分裂病(現 統合失調症)で1年間、東京から月に1回新幹線で通院して、毎日服薬し幻覚や幻聴がとれたそうです。それを聞いて嬉しかったですね。Drポール・ヤンセン(ヤンセンファーマを起業した医師)が開発した新薬はすごいんだと印象をもちました。今ではグローバルスタンダートになりました。MRの「やりがい」を感じることができた出来事でした。

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