新薬メーカーと後発薬メーカーのMRの違い3点

⓵訪問施設 ⓶仕事内容 ⓷継続教育

新薬メーカーと後発薬メーカーどちらにも属した体験から、私見ではありますが書かせていただきます。

⓵訪問施設 新薬MR:医師・薬剤師を訪問(病院・開業医が中心の行動予定を立てる)後発薬MR:調剤薬局の管理薬剤師(普通の薬剤師では採用権限が無いので)(行動計画は調剤薬局のみ)⓶仕事内容 新薬MR:主に添付文書の内容を基にしたDTLや有害事象の把握 後発MR:添付文書の内容を説明することはほぼ無し。包装単位、風味、規格、錠剤・OD錠、分包品のあるなし、などをDTL ⓷継続研修 新薬MR:毎月1回7~8時間実施。内容は新薬についてのドラッグインフォメーションが多い。市販後直後調査、PMSについて学ぶ。後発MR:毎月1回2時間程度。内容は新薬が無いため、市販後直後調査などの研修は一切なし。PMSもほぼ無し。包装単位、風味、規格、分包品のあるなしとか、コンプライアンスが多い。以上、簡単に書きましたが、新卒からずっと後発MRをやっていると大学病院や基幹病院に訪問する経験がなく、市販後直後調査について経験する事がないので新薬メーカーへの転職はハードルが高いのが現実。しかしコントラクトMRに転職し新薬メーカーのプロジェクトで経験する方法はある。実際に新薬メーカーのコントラクトMRとして大学病院を担当している元後発MRさんが何人もいます。そして新薬メーカーの正社員への転籍の可能性もあり。

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